
私は、住み込みで、7ヶ所ホテルや旅館でリゾートバイトをしてきました。
リゾートバイトをしていて驚いたのは、途中でやめる人が多いことでした。
働く期限はきまっているのにそれに耐えられず、ある日突然仕事に来なくなったり、最短だと初日に寮をみて仕事すら行かずにやめて行った人もいました。
そこで、おすすめの勤務先を選ぶポイントをまとめてみました。
全て思い通りの勤務先を見つけることは難しく、実際行ってみないとわからないこともありますが、派遣会社にある程度の希望を伝えて探してもらう事は可能です。
私は、まず最初に行きたい地域を選んで、派遣会社の方に何件か派遣先をピックアップしてもらい、その中から以下の点をチェックして選んでいました。
- 個室
- 寮の設備
- 勤務時間
- 制服
- 職場の雰囲気
個室

住み込みで働く際は、共同部屋ではなく個室を選んでました。
共同部屋だと寝れなかったり、合わない人だとストレスがたまるからです。
ただし、個室といえどお部屋は古いことが多いです。
寮の設備

冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機が共有か、個室内についているかは部屋によって様々です。
私が行った中では、冷蔵庫だけは個室内についているところが多く、他、電子レンジや洗濯機、トイレ、お風呂なども共有のところが多かったです。
他にも寮によっては、洗濯機使用にお金がかかったり、ゴミ袋は各自購入が必要だったりする所もありました。
私は、温かい飲み物やスープが飲めるよう、電気ケトルだけは、自分で買って持って行ってました。
朝や仕事終わりに温かいコーヒーを飲めるので、ケトルは移動にはかさばりましたが持って行って正解でした。
勤務先との距離も大事です。ホテル内に寮があるのが、出勤時間もかからないし、朝ギリギリまで寝れるので良かったです。
また、あってよかったのは無料WiFiです。自分の通信費がかからないのは嬉しかったです。
ただ一度、ホテル内にある寮に住んでいたころ、ホテルのWiFiを使うことが許可されていたのですが、ホテル満室時はほぼ繋がらなかったです。
旅館内の温泉を使えるところもおすすめです。
毎日温泉につかることが出来、今考えても贅沢でした。
勤務時間

ホテルや旅館だと、朝と夕に出勤し、お昼は休憩というたすきがけ勤務が多かったです。
仲居だったときは、
・朝6~7時ごろ出勤→朝食だし、お見送り→10時ごろ一旦退勤
・15~16時ごろ出勤→お迎え、夕食だし、片づけ、翌朝準備→21~22時ごろ退勤
といった勤務形態でした。
勤務先によって時間はさまざまですが、通しの勤務形態は少なく、たすきがけ勤務のところが多かったです。
そんななかでも、朝の出勤時間が遅いところを選んでいました。
仲居やホテルスタッフだと休日も、半休だけのこともよくあり、ちゃんと1日休みを確保したい日があるなら前もって派遣会社に要求を伝えておくこともできます。
制服

これは主に、仲居の時ですが、本式着物、二部式着物、作務衣が制服のことが多いのですが、できるだけ作務衣、なければ二部式着物の旅館を選んでいました。
本式着物は着付けに時間がかかるし、二部式着物にも当てはまりますが、動きにくく、暑いし、座敷で膝をついて配膳をするときは特に大変でした。
着物が制服の時は、基本的に派遣会社が、足袋や草履など全て準備してくれることが多かったです。
自分で準備するものはほとんどありませんでした。
洋服が制服の場合、派遣先によってズボンは自分で準備しなくてはいけなかったり、靴下の色指定をしている所もあり、新たに購入する必要がありました。
職場の雰囲気

派遣会社の担当の方に聞くと、職場の雰囲気を教えてくれます。
派遣社員の割合、スタッフの年齢層、厳しい人はいるのかなどを事前に聞いていました。
年代がある程度自分に近く、派遣社員の割合も半分以上いる方が自分に合っていました。
場所によっては大学生バイトしかいない所や、うって変わって派遣社員がいなくて50代以上のベテランさんしかいないような職場もあります。
まとめ
無料の寮や食事は、やはり自分でお金を払って住むマンションやレストランとは違います。
そんな中でも、ストレスが溜まらないように、好きな香りのアロマを持っていたり、お菓子を買ったり、たまには外食をしたりしてました。
そのための少しの出費は必要です。
寮や食事にあまり期待をしすぎないことがいいのかもしれません。